中堂さんの過去しんどい

萌え・尊みを一切排除して書きました中堂系過去妄想記事です。ただの妄想なので本編で答え合わせしてやっか〜くらいの気持ちでオナシャス。



殺人の容疑で一度逮捕されるも起訴されず証拠不十分で釈放。箝口令が敷かれるほどの不祥事。公式HPの人物紹介には「元は日彰医大の法医学教室にいたが、トラブルで放逐されたという噂」とあったけど正確には「法医学者という立場で殺人容疑で逮捕されたため解雇」だったか……最初は態度が悪すぎて人間関係をこじらせたのかと思ってた。結構かなりあかんやつだった。

 

私服で帰還する中堂さん。黒くて四角いバッグの中身はラテックスの手袋(粉なしMサイズ)と検査キット的なサムシング。後のシーンと照らし合わせると、葬儀前の遺体を調べるために自分で調達してるもののように見える。私用なのにUDIのもの使うわけにはいかないですもんね。

 

所長「本来ならどこで誰が解剖するかなんて知られない方がいいんですけどね〜」

 

久部「鑑定結果が気に入らないって逆恨みされたり」

 

東海林「法医学者自身が殺人犯だったら自分の犯罪の証拠を完璧に隠せる」

 

ここでミコトは法廷での中堂さんの言葉と烏田検事の言葉(「法医学者は人殺しの方法を知り尽くしたプロ」「いつまでも逃げおおせると思うな」)を反芻してるんだけど、実は重要なのは東海林のセリフではなく、所長と久部くんの部分じゃないかと思う。安易に「法医学者は自分が犯した犯罪の証拠を隠滅できる」というのが中堂さんに当てはまるようなドラマではなかろう。鑑定結果が受け入れられず恨んだ/恨まれた過去がある気がする。

 

貼り付けられた脅迫状に対して「…またか」みたいな目。

 

これまでに送られてきた脅迫状を取っておいてたのは意外だったけど(「クソが」って捨てそうなイメージ)、犯人や赤い金魚に繋がるかもしれないと思って保管しておいたんだろうか。脅迫状に書かれた「罪」が殺人(容疑)のことを指すのかそれ以外なのかはわからないけど、中堂さんはそれを否定する気がなさそうに見える。送り主が意図したのとは別の「罪」と解釈して自らが背負うべきものだと受け入れている印象を受けるのは私の深読みでしょうか。

 

ちなみに5話の予告で中堂さんが背負ってるリュック、脅迫状を取り出したリュックと同じに見えるんだけど、これを持って誰かに会いに行く展開なのか。事件にまつわるものを詰め込んだリュック……?丁寧めに会釈してるから目上の知り合いか初対面の人と会ってるのだろうか。

 

オレンジのケースの中に遺体の一部が入ってるんじゃないかとか思ったけど、それ持ったままスーパー(?)で買い物してるってことはナイかもしれない。

 

中堂さんが喪服しか持っていない、言い換えれば喪服だけは持っている理由、それは葬儀場に紛れ込んで葬儀前の遺体を調べるためだったのか〜いや恋人の葬儀に参列した時のものとかなんだろうけどそういう使い方するのかって。恋人が亡くなってからずっと喪に服しているのではという意見にも賛同するけど、中堂さんにとってのあの服は戦闘服みたいな部分があるんじゃないかと思う。遺族に無断で葬儀前の遺体を調べるという許されない行為をしてまでも暴きたいもの、それに辿り着くための、戦いのための服。軽率にえろいとか言ってごめんなさい。

 

で、これまでの情報を元に想像で補って組み立てた中堂さんの過去予想(しんどい)

 

被害者の恋人として警察にマークされる

恋人であることを申告せずに解剖を行なったことが発覚

解剖を行なったのは自分の犯した犯罪の証拠を隠滅するためではないかと嫌疑をかけられる

解剖結果の信頼性がないとして検察側で再度解剖

中堂さんの解剖と違った結果が出る

中堂さんが証拠を隠すために自ら解剖したと判断され逮捕

起訴されず証拠不十分で釈放

日彰医大解雇

犯人、赤い金魚探し「俺は他人の鑑定を信用しない」

 

いずれ全てが明らかになるんだからこんなことしても無意味って思うかもしれないけどあれこれこね回すのが性分なんだァ〜〜〜

 

とりあえず目下の疑問は恋人の解剖を行なってからUDIに入るまでの7年間どこで何をしていたのかということ。8年前だと33歳でミコトと同い年、そこから7年ブランクあって解剖件数3000超はさすがに人間じゃなさすぎるので、どこかで解剖は続けてたんじゃないかと推測。5話で会いに行くのはその時にお世話になってた人のところだったり、して。知らんけど。そして何故UDIに来たのかということ。UDIはどこがどう中堂さんにとって特別だったんだろう。木林さんとの関係もさっぱり、中堂さんの過去を知っているとなるとそれなりの繋がりがあるんだよなあくらいしかわからない。共犯関係にあるってことは利害の一致で木林さんも赤い金魚に何か執着があるとかだろうか……公式ツイッターが木林さんの父の代で葬儀社の名前変えたっていう情報出してきたので、それも伏線になるのか考えてはいるけども…うぬ……

 

中堂さんを表す言葉で一番抉られたのは「自分の人生を全て捨ててでも目的のために生きる」だった。解剖台に体を横たえる姿も額を押さえて泣くのをこらえるのも涙で顔を歪ませるのも見ていてたまらなく苦しい。

 

「倫理観がぶっ壊れており目的のためには手段を選ばない」とあるけど、目的を達成するためには倫理観を壊すしかなかったんだと思う。まともな倫理観なんて持ってたら8年間も恋人の死を追い続けることなんてできない。「人なんてどいつもこいつも切り開いて皮を剥げばただの肉の塊だ」も今聞くと自分にそう言い聞かせることでなんとか保ってきたんじゃないかと。そう思わなければどうにかなってしまいそうだよ。

 

「永遠に答えの出ない問いを繰り返すだけの人生」から解放されて自分の人生を歩める日が彼に訪れるのか。そうであってほしいと願いながら、5話を待つ。5話が中堂回って言われて4話も相当しんどいのにこれよりやばいの来るのが期待を通り越して不安。受け止めきれるか自分。



(リアルタイムで視聴した後延々と中堂さんについて考えてたら4:21)